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韓国・釜山出張

弊社のニュースというよりも、世界的なITセキュリティ関連のご報告です。

3週間前、韓国・釜山で開催されたITU (国連傘下のInternational Telecommunication Union) の年次フォーラム ITU Telecom World 2017に参加して参りました。
幸いにも、ラウンドテーブルと言われる公開議論とパネルディスカッション、および個別インタビュー取材で発言の機会をいただきました。

1) 懸念通り、ITU参加者といえど、静脈認証を知ってる人は未だ本当に少数でした。
ただ、「Biometrics(生体認証)」 というワードは、いろんなセッションでも、セキュリティの話題になるたびに耳にしたので、機会があるごとに、モフィリアの格段の優位性の紹介をしてきました。
初めて目にする静脈認証デモを興味深くご覧になる人も少なくありませんでした。

2) フォーラム全体を通して最も印象に残ったのは、標準規格 デジュールを決める世界最高機関のITUの会合なのに、どのセッションでも一番聞かれたキーワードが、「deregulation」 (規制緩和。本音はもう規制で縛れない) と 「disruption」 (大変化・相転移の途中の分裂・混乱状態) だったことです。
その背景には、もう既存のルールではコントロール出来ないスピードで世の中は変化しているという認識と、じゃあどうするんだという心配と、下克上のチャンスだという期待のミックスで混沌としている という現在の状況があると思われます。

3) Smart ABC (AI, Banking, Cities) がメインテーマでしたが、明らかにバンキングのところに重きがありました。 ビットコインやブロックチェーンの話題もあちこちで出ていました。

4)AIに関しては、ロボットというより、AIによる為替操作や証券取引などの話題が非常に多く、私が聞いた中では、唯一シンガポールの教育省がスマートシティ化の中で、ロボットを使ってのEdutainment (子供のための楽しみながらの学習) をやりたいとコメントしておりました

5)以上の知見、モフィリアにとってはどれも潜在需要と考えています。
『変化はチャンス! 変化の途中では必ずセキュリティに不安が生じる。その不安をモフィリアで払拭する!』

2017年10月20日

静脈認証で安全・便利な社会を実現