モフィリアの技術の特長
小型軽量
LEDから発光された近赤外光を指静脈にあて、体内で散乱した光をCMOSセンサーで効率的に撮像する独自の反射散乱方式を採用しています。 この反射散乱方式では、LEDの光を斜めに指静脈に当てて撮像しているため、平面での配置が可能で、機器の小型化や他の機器に組み込む際の柔軟なデザインを可能にしています。
テンプレートサイズ
※テンプレート:個人の生体情報
モフィリア独自の圧縮技術によって、精度を保ったままテンプレートのサイズを指紋データと同程度まで小さくしています。 これによって、容量の少ない非接触カード内への保存や低速通信回線での転送、さらにはバーコード化やQRコード化まで可能にし、様々なシステム環境に応用できます。
「mofiria」技術は、指紋認証に比べて劣っていた、これまでの静脈認証の特性を改善し、小型軽量、安価、サイズの小さいテンプレートを実現しました。
認証精度 | テンプレート サイズ | 価格 | 偽造しにくさ | 経年変化耐性 | |
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モフィリア | 高 | 小 | 安 | 高 | 高 |
静脈(他社) | 高 | 中 | 高 | 高 | 高 |
指紋 | 中 | 小 | 安 | 低 | 低 |
高精度・高速認証
モフィリア独自の静脈パターンの抽出アルゴリズムと気候・体調による影響が少ない中心部検出方式との組み合わせにより、様々な条件下で高精度な認証が可能です。 また、アルゴリズムとプログラムの最適化による高速マッチングが可能で、PC(Pentium 1GHz) で約5/1000秒、ARM9 96MHz で約0.3秒での認証ができます。
ユーザビリティ
登録した際の指の位置と認証をする際の指の位置が異なると、本人であっても認証がしにくくなる場合があります。 モフィリアの技術では、指が回転したり、置いた指の位置が前後したり、置き方が斜めになった場合でも、補正を行うマッチング アルゴリズムを採用し、高いユーザビリティを実現しています。