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「前進してます」

非常に久しぶりの投稿で恐縮しております。
この2年間、皆さまにも色々なことがあったかと存じますが、お元気でいらっしゃることを祈念いたします。

私どもも山あり谷ありでしたが、終わったこと、とりわけネガティブなことをくどくど綴っても興ざめするだけだと思いますので、この2年間での前向きなチャレンジや進化・進展を中心にお話させていただきます。

1)創業12年
 ・12月6日は弊社の創立記念日であり、丸12年となりました。 十二支で1周したことになり、これからまた新たな2周り目に入ります。
 ・私は、創立10年を機に、代表取締役社長から「取締役 ファウンダー 会長」という役回りに変わりましたが、モフィリア技術が世界中で役に立つように邁進する、という志は一つも変わっておりませんので、引き続き、よろしくお願いします。

2)新型コロナ
 ・コロナの影響は、最初、世界中のお客様やパートナー様たちとのコミュニケーションが取れなくなって大打撃を受けました。しかし、ニューノーマルの環境で、本人確認やセキュリティの重要性が再認識され、我々の技術への関心も増えてきていると感じます。
 ・また、「生体認証」と一緒くたにされていたものが、各技術の「適材適所」も浸透してきているようです。指紋、虹彩、顔、静脈の認証の活用シーンが、『なんでも とにかく 指紋認証』といったものから、各技術の「向き不向き」が世界的に理解されつつあります。

3)部品不足
 ・これも世界中に蔓延した半導体関連部品の不足は、今も、弊社のサプライチェーンに少なからず悪影響をもたらしています。
 ・この災いを転じて福にするのは至難の業ですが、現有製品の商売に頼ってられない、という状況下で、新規開発に火が付きました。コロナ禍で中断していた「モフィリアならでは」の開発テーマの再開を決め、今年は、なけなしのリソースをかなり充当してきています。
 このまま順調に行けば、来年早い時期に皆さんにご紹介する機会を持てるかと考え、関係者一同奮闘しております。

4)新たな出会い
 ・コロナや半導体不足は、弊社だけでなく、他の多くの企業体にインパクトをもたらしている結果、今まで我々の技術と無縁と考えていたところからのアプローチが増えています。みなさん一様に、新機軸のビジネスを模索するにあたり、ニューノーマルということで、上述のようなリモートセキュリティや本人確認などに関連したビジネスのポテンシャルを探っているようです。
 ・自分たちの強みを活かした新事業をオープンイノベーション的に、補完的なパートナーと組んで考えようというのが一種のトレンドになっているような気がします。
 ・そんな中、「簡単で正確無比の本人確認」というモフィリア技術のメリットが役に立つプロジェクトや座組みの検討が忙しいこの頃です。

以上です。
今も新型コロナが第8波というくらい勢力を保っていますが、3年近く経ってなんだか慣れっこになってしまっている自分がいます。
真冬に向かって油断大敵ですので、みなさまもどうぞ、お体ご自愛のほど、よろしくお願いします。
今年も大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

天貝 拝

静脈認証とは

指静脈認証は生体認証の1種で、指の静脈を読み取り、本人確認を行う技術です。

モフィリアは、正確性、速度、効率、小型軽量を高い次元で兼ね備えた認証デバイスとソフトウェア開発キットを提供して、エンドユーザー様と開発パートナー様、双方の利便性を追求した静脈認証ソリューションの提供に尽力しております。

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