最近の海外出張で10時間以上のフライトの時は、腰痛対策でプレミアムエコノミー(P)に乗らせてもらうことにしたのですが、時として、それを無償でビジネスクラス(B)にアップグレードしていただけることがあります。。。が、それが必ずしも「ラッキー!」では無いことも、、、ということをお話ししたいと思います。
Pというクラスが誕生してメジャーになってきたのは ここ10年くらいだと認識してますが、まず結論から申し上げますと、「最新のPのほうが、ちょっと年月の経ったBよりずっといい時がある」ということです。
3月のブラジル・サンパウロへの長旅は、羽田からルフトハンザ航空のフランクフルト経由でサンパウロへ飛んだのですが、この時のPは、設備が新しく、ルフトハンザらしい(?)整然とした座席回りのパッケージングで、実に快適でした。
ところが、サンパウロからの帰国便は、急遽、Pの無い機体に変更されて、「困ったなあ。エコノミーだと腰がきついなあ」と思っていたら、カウンターでフランクフルトまではBにアップグレードしてくれまして、その時はすごく喜びました。
そして、何と、フランクフルトで、日本への乗り継ぎの確認手続きをしたら、その便も(これはプレミアムエコノミーがあるのに)Bにアップグレードされました。
これだけだと、出張で疲れた体がビジネスクラスで癒されて、めでたしめでたし!となるのですが、現実はちょっと違いました。
ビジネスクラスでホントに嬉しかったのは食事だけで、
- 荷物や小物入れのスペースとその場所
- ヘッドフォンジャックやUSB電源の位置
- そして、何より、機内エンターテインメント用の操作リモコン
は、使い勝手が悪く、ストレスが物凄く溜まってしまいました。
その一方で、ブラジルのあとのフランスへの出張の時は、航空会社はJALで、同じく往きがPで帰りがBだったのですが、この時は、Bが最新の設備だったので、帰りのほうが快適でした。
以上、今回の結語としては、P vs B を超えて
The newer, the better.
新しいほうが良い!
という貴重な体験をした、ということです。
ちなみに、弊社のテクノロジー、静脈認証は、指紋や顔といった他の生体認証に比べて、“The newer”の技術です。