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モフィリア活用法(2) イベント通知機能

イベント通知機能とは

まずは、次の動画をご覧ください。

 
いずれも静脈認証を鍵の代わりに使っているケースですが、細かな違いがあったのがお分かりいただけたでしょうか。

最初のドアを開ける際には、電源を入れるという動作があったのですが、二番目のキャビネットを開ける際には指を置いた時点で即座に認証処理が始まっています。

実は、キャビネットを開けるときの認証処理には、「イベント通知」という機能を使っています。 認証機器が指が置かれるのを待っている状態で、指が置かれたという動作を機器が感知して、認証処理が始まっています。

見た目にはちょっとした違いですが、ユーザビリティという点では実は大きな違いがあります。
何も指定しない、指を置くだけの処理ですので、1対N認証向けの機能になります。 モフィリアで1対N認証の処理を構築する際には、是非この機能をご利用ください。
ただし、指置き待ちでも一定量の電力消費がありますのでご注意ください。

イベント通知対応機種/SDK

モフィリアの次のデバイス制御用SDKがイベント通知機能に対応しています:

 
Bluetooth接続のFVA-U4BT以外のすべての現行認証機器が対応していますが、ファームウェアのバージョンによっては対応していない場合がありますので、お持ちの機器が対応しているか不明の場合はモフィリア担当までお問い合わせください。


本記事の著者

山田 知宏
株式会社モフィリア
シニアセールスマネージャー
マーケティング担当部長
静脈認証とは

指静脈認証は生体認証の1種で、指の静脈を読み取り、本人確認を行う技術です。

モフィリアは、正確性、速度、効率、小型軽量を高い次元で兼ね備えた認証デバイスとソフトウェア開発キットを提供して、エンドユーザー様と開発パートナー様、双方の利便性を追求した静脈認証ソリューションの提供に尽力しております。

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