mofiria Application
本アプリケーションは、モフィリア指静脈認証デバイスによる個人認証処理を利用したシンプルなアプリケーションパッケージで、次の三つのアプリケーションによって構成しています。
- mofiriaマネージャアプリケーション
- データ暗号化ツール
- パスワード管理ツール
ソフトウェア概要
本アプリケーションは、それぞれ、mofiria指静脈認証デバイスを操作するためにmofiria SDKを使用しています。以下、本ソフトウェアの動作イメージです。
mofiriaマネージャアプリケーション
mofiriaアプリケーションで共通して使用する、指静脈情報データの生成・管理を行うアプリケーションです。
本アプリケーションは、mofiria SDKを使用した指静脈情報の生成と指静脈情報ファイルの作成、エクスポート,インポート,削除の機能を提供しています。また、生成,インポートした指静脈情報を使用して認証操作の確認を行うことが可能です。
開発情報
アプリケーション開発に用いたソフトウェア情報
項目 | 内容 |
---|---|
使用ソフトフェア | mofiria SDK |
開発言語 | C++ |
利用技術 | AES暗号 |
画面イメージ(参考)
起動画面 |
指静脈情報生成画面 |
データ暗号化ツール
ファイルの暗復号機能に、指静脈認証による権限確認を追加したアプリケーションです。
ファイル暗号化処理において、復号権限を与えるユーザの指静脈情報を暗号化ファイルに加えて一つのファイルを作成します。復号の際は、暗号ファイルから指静脈情報を取り出し、指静脈認証デバイスにインポートして、指静脈認証を行います。認証に成功した場合、ファイルを復号します。
開発情報
アプリケーション開発に用いたソフトウェア情報
項目 | 内容 |
---|---|
使用ソフトフェア | mofiria SDK, Open SSL, 7zip |
開発言語 | C++ |
利用技術 | AES暗号, データ圧縮 |
画面イメージ(参考)
暗号化時の表示画面 |
復号時の表示画面 |
パスワード管理ツール
個人認証用に使用している、User IDやパスワード等を暗号化して記録・保存しておくためのアプリケーションです。
パスワードでパスワードを管理するソフトウェアは多々存在しますが、十分に強度のあるパスフレーズを設定する必要があり、忘却などのリスクは根本的に解決されていません。指静脈認証で暗号化されたパスワード情報を復号可能にすることで忘却リスクを解決でき、パスワード入力の煩わしさから解放されます。
管理するパスワード情報を暗号化および復号する際に指静脈認証を実施し、認証確認が取れた場合にのみ処理を実行します。
開発情報
アプリケーション開発に用いたソフトウェア情報
項目 | 内容 |
---|---|
使用ソフトフェア | mofiria SDK, Open SSL |
開発言語 | C++ |
利用技術 | AES暗号 |
画面イメージ(参考)
起動時の認証表示画面 |
管理情報の表示画面 |