指静脈認証デバイスについて
- 屋外での使用は可能ですか?
- 濡れた場所での使用は可能ですか?
- 埃の影響はありますか?
- 油汚れによる影響はありますか?
- 指静脈認証デバイスについた傷による影響はありますか?
- 指静脈認証デバイスは安全ですか?
- モフィリアのデバイスにはどのくらいのデータを保管できますか?
- Androidのドライバはどこにありますか?
屋外での使用は可能ですか?
モフィリアの静脈認証機器は原則的に室内での利用を前提に開発されており、強い直射日光の当たる場所では認証が通りづらくなることがあります。 野外と同じような太陽光の強い窓の近くやハロゲンランプの直下でも同様です。 運用時に覆いを付けるなどの工夫が必要となります。
濡れた場所での使用は可能ですか?
モフィリアの静脈認証機器は非防水です。 水滴がかかってしまう場所での使用は、装置の故障につながりますので控えてください。 濡れてしまって動作をしない場合は直ちにケーブルを抜いて、お買い上げの販売店にお問い合わせください。 一部の機器は防水防塵加工を施すことが可能ですので、お気軽にご相談ください。
埃の影響はありますか?
センサー面に埃がたまったら、柔らかい布で拭いてください。
油汚れによる影響はありますか?
センサー面に油汚れがついたら柔らかい布で拭いてください。 アルコール系の液では拭かないでください。 表面の塗膜が剥がれて、認証ができなくなる恐れがあります。
指静脈認証デバイスについた傷による影響はありますか?
センサー面全体を細かな傷が覆うような状態になった場合は、性能が劣化し認証しづらくなります。 センサー面の位置や傷の大きさ(例:深さ0.2mm 長さ5mm程度)で不良の症状は異なりますが、認証ができなくなる可能性は高くなります。 再登録により症状が緩和され再び使用できる可能性もありますが、性能は劣化します。 注意してお使いください。
指静脈認証デバイスは安全ですか?
モフィリアの認証機器では、登録した静脈パターンデータは最新の技術を使って暗号化し、不正な利用ができないようにしています。 また、認証結果も暗号化して通知するので、履歴が残ることでも防犯にも役立てることができます。 通信経路で他人がなりすまそうとすることに対しても安心して使用いただけます。
モフィリアのデバイスにはどのくらいのデータを保管できますか?
モフィリアのデバイスには、デバイス内認証での照合用に一時的な記憶領域を持っていますが、指静脈データの保管用の記憶領域は持っていません。 万が一、デバイスの盗難に遭っても、指静脈データを流出させないためという意図があります。
指静脈データの保管場所は認証方式に関わらず、外部のサーバー、ストレージなど、開発者が自由に指定することができます。
Androidのドライバはどこにありますか?
Androidの場合は、ドライバに相当する部分が対応SDKのライブラリに包含されていますので、ドライバ単体では提供しておりません。