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最近の2大不正事件に思う

元通訳、水原一平容疑者による、大谷翔平選手の口座からの大多額の横領、それから、日本橋高島屋での1000万円超の純金茶わん窃盗事件は、「そんなこと起きないだろう!」という観点からは、ともに大きなサプライズでした。

1)水原容疑者は、大谷選手の口座のID,パスワードを知っていて、それでログインしたあとに、(大谷選手の)登録情報を改ざんし、自分の横領が大谷選手に知れないようにした。

2)日本橋高島屋の件は「盗めそうだから盗んだ。他にも盗めると思って何度も出入りした。」という観点から、周りの監視と、実際にモノを盗めてしまうセキュリティの問題があった。

どちらのケースも、静脈認証を使っていれば防げたのではないかと感じたので以下、モフィリアの宣伝見たくなってしまいますが、コメントしてみたいと思います。

1)の場合、ID、パスワードは、それが漏洩してしまうと本人でなくてもログインできてしまいますが、静脈認証であれば、なりすましは無理。また、フェイクを作るのも不可能に近いので、水原容疑者が不正操作をすることは無かった。

2)の場合の監視には静脈認証は貢献できませんが、ショーケースに静脈認証の鍵がついていたとすると、 
①登録した人しか開け閉めできない。
②何時誰が開け閉めしたかの正確なログが取れる。
ので、ケースを割ったりして盗まない限り盗難は起こりませんし、そんな破損をしたら、それこそ、監視員に直ぐに見つかると思うので、すぐに取り押さえられるでしょう。

以上、コメントいたしました。

最後に、今月初めにプレスリリースした東大病院への納入のインパクトは大きく、嬉しい悲鳴状態になっています。
より安心・安全で快適な人生(QoL)に向けて、引き続き、進んで参ります。

静脈認証とは

指静脈認証は生体認証の1種で、指の静脈を読み取り、本人確認を行う技術です。

モフィリアは、正確性、速度、効率、小型軽量を高い次元で兼ね備えた認証デバイスとソフトウェア開発キットを提供して、エンドユーザー様と開発パートナー様、双方の利便性を追求した静脈認証ソリューションの提供に尽力しております。

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