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OKIのリサイクル型入出金装置「USCOS III」にモフィリアの静脈認証モジュールを標準搭載

株式会社モフィリア(本社:東京都品川区、代表取締役社長:柴田 顕、以下「当社」)は、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 兼 最高経営責任者:森 孝廣、以下「OKI」)のリサイクル型入出金装置「USCOS III」に、当社の静脈認証モジュールが標準搭載されたことをお知らせいたします。

「USCOS III」は、流通小売店舗、交通機関、配送業界など、現金を扱うさまざまな業界・分野の課題解決を支援する、従来機種からさらに進化したリサイクル型入出金装置で、2025年3月より販売開始しております。生体認証の中でも体内情報を活用する静脈認証を標準装備したことで、確実な本人特定による高い安全性と、指を置くだけの簡単な操作による利便性を両立しています。

当社は独立系静脈認証モジュールメーカーとして、ユーザー様にとっての利便性と安全性の確保はもちろん、オペレーション様にとっても費用対効果を含む多くのメリットをもたらす生体認証というテクノロジーを、日常生活や業務上のさまざまな場面でより身近に感じていただけるよう、今後も、より簡単・柔軟かつスムーズにインテグレートいただける製品ラインナップとSDKの開発・提供に努め、幅広い分野での活用を支援してまいります。

■OKI、リサイクル型入出金装置「USCOSⅢ」について

https://www.oki.com/jp/press/2025/03/z24070.html

      「USCOSⅢ」

■指静脈認証について

 人によって全く異なっている指の静脈パターンを使って個人を正確に特定する方法です。皮膚表面ではなく、体内にある静脈を用いるため他の生体認証と比較し、生成AIでの成りすましや偽造等にて悪用されるリスクが極めて少なく、皮膚のコンディションに影響されず経年変化も少ないことから、安全性が最も高い生体認証のひとつとして、注目を集めています。

モフィリア独自の反射散乱方式 : ソニー株式会社で開発された独自の認証方式で、LEDから発光された近赤外光を静脈にあて、体内で散乱した光を効率的に撮像し静脈を読み取るもの

■採用された組込型静脈認証モジュール 型番 FVA-M2ST

https://www.mofiria.com/product/fva-m2st

      製品写真

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社モフィリア
セールス・マーケティング部 
E-mail: sales_marketing@mofiria.com

静脈認証とは

指静脈認証は生体認証の1種で、指の静脈を読み取り、本人確認を行う技術です。

モフィリアは、正確性、速度、効率、小型軽量を高い次元で兼ね備えた認証デバイスとソフトウェア開発キットを提供して、エンドユーザー様と開発パートナー様、双方の利便性を追求した静脈認証ソリューションの提供に尽力しております。

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